DIPS — Double IP SYSTEM
仕事の仕方や時間の使い方に迷うすべての20・30代へ。知的生産性を倍増させるフレームワーク、DIPSの全貌。
個別コンサルを受けるThe Problem
ToDoリストは毎日積み上がり、集中したいのに雑用に追われる。仕事は速くならないのに時間だけが過ぎていく。その根本には「仕組みがない」という問題がある。
What is DIPS
DIPSDouble IP SYSTEM
小林忠嗣氏(元日本LCA社)が1990年代に提唱した知的労働者の生産性向上システム。書籍『知的生産性向上システム-DIPS』(ダイヤモンド社)で体系化。優秀者の暗黙知を語呂合わせ+ツールで誰でも再現できる形にした、実践的なフレームワーク。
8 Principles
TB / HIROEN
業務をアウトプット単位で分解し、H・I・R・O・E・Nの6視点で抜け漏れをゼロにする。即効性No.1の法則。
APO vs SCHEDULE
「動かせない岩」と「岩の隙間を埋める砂」。混同すると本業が後回しになる典型失敗を防ぐ。
TS / 思慮の砦
緊急事態を7視点で分解すれば、パニックは日常業務に変わる。「思慮の砦、金次第、なさぬならやめてしまえ」。
RSTUV — 5P Principle
了解・節約・時刻・埋め込み・価値の5原則で、「何をいつやるか」の迷いを完全に排除する基盤。
BBC / NHK + SPA
雑用を1日30分にまとめ、事前予測で集中ブロックを守り抜く。「受動態」から「能動態」へ。
HARP Method
根回し・説得の成否は「誰をターゲットにするか」で9割決まる。HARP手法で合意形成を劇的に速くする。
KISSのWA
6つの「能力不足(KISSのWA)」を特定し、毎日30分の創造ブロックで補い続ける。変化の時代を生き抜く自己投資法則。
MAX 2 Hours
人間の集中力は最大2時間。「集中→解放」のサイクルを繰り返すことで1日の総生産量を最大化する。
Deep Dive
優秀者の暗黙知を言語化・ツール化することで、「普通の人でも優秀者並みの成果」を実現する仕組みを提供する。
8つの法則をシートやチェックリストに落とし込み、頭でなく手を動かすことで誰でも再現できる形にする。20年以上経った今も現場で通用する実用性が最大の特徴。
TB / HIROEN
LAW 01 — TB / HIROEN
「やり忘れ」「後回しによるトラブル」を防ぐ、仕事の見える化の最強ツール。
DIPSの核心ツール「TBシート」を使って業務をアウトプット単位で細かく分解する手法。HIROEN(披露宴の視点)は分解時のチェックリスト:H=Hear(聞く)、I=Inform(伝える)、R=Request(依頼する)、O=Operate(自分で作業)、E=Examine(調べる・検討)、N=Negotiate(交渉)。業務受領時や計画時に6視点で自問自答し、全ステークホルダーを網羅。5W2H(誰が・何を・いつ・どこで・なぜ・どのように・いくら/工数)も併用し、目標・納期・コストを明記。TBシートは上司・関係者と共有して擦り合わせるため、期待値調整も容易。「ゴール明示の原則」とセットで、タスクを2時間以内に収める基準にもなる。
HIROEN — 6つの視点チェックリスト
TIME MANAGEMENT
LAW 02 — APO vs SCHEDULE
「アポに追われ本業が後回し」——この典型的失敗を防ぐ、時間管理の根本原則。
DIPSのスケジューリングでは明確に区別する。「アポ管理」とは固定時刻(会議・面談・納期など)を最優先でブロックする「時刻のP」中心の硬直管理。遅延は組織全体の生産性を崩すため、開始/終了時刻を厳守し、事前準備(資料配布・発言制限)で守る。一方「スケジュール管理」は柔軟な全体計画。「埋め込みのP」でアポ間の空白に雑用や準備を入れ、「節約のP」で同時処理を工夫する。アポは「動かせない岩」、スケジュールは「岩の隙間を埋める砂」。アポを先に固め、残りを埋め込むからこそ集中時間が生まれる。
アポ vs スケジュール — 2つの時間管理
TROUBLE SHOOTING
LAW 03 — TROUBLE SHOOTING
「今日やらないと間に合わない量 > 今日の時間」というパニックを、7視点で日常業務に変換する。
緊急事態が起きた時のパニックを防ぐ理論。緊急業務は「日常業務の集合体」に分解すれば普通のタスクになる、という考え方。ツール「TSシート(Trouble Shootingシート)」を使い、7視点で分解・対処する。語呂「思慮の砦(砲台)金次第 なさぬならやめてしまえ」で記憶。思慮深く「砦」から対策を撃ち、金(費用)も含め「やめる」選択肢まで考える。これで「全部今日やる!」という非効率を避け、優先順位を再構築。「緊急性分解=日常化」でパニックをルーチン化し、生産性を守る。
TSシート — 7つの分解視点
「思慮の砦(砲台)金次第 なさぬならやめてしまえ」
5P PRIORITY MATRIX
LAW 04 — 5P PRIORITY
「何をいつやるか」の迷いを完全に排除する、優先順位決定の5大原則。
スケジューリング時の優先順位決定基準。5つのP定理(RSTUV)をそれぞれ「Pマトリックス」で整理し、自分のポリシーとして運用する。依頼時は「了解のP」で上司と調整、実行時は「時刻のP+埋め込みのP」で守る。これで「何をいつやるか」の迷いを排除し、生産性を安定させる基盤とする。
5P定理 — RSTUV
DEFENSE 30-MIN
LAW 05 — DEFENSE 30
「雑用に追われる受動態」から「計画的に片付ける能動態」へ。1日30分で集中ブロックを守り抜く。
「雑用優先の法則」(電話・上司呼び出し・急な相談で本業が中断され生産性が激減する現象)への対処法。「サンマル=30行動」で、1日30分程度の専用時間帯を設け雑用をまとめて処理。事前予測:BBC(Boss・Buka・Customer)+NHK(Neighbor・Honbu・Kosai)の視点で発生しそうな雑用をリスト化。対応はSPA:S=攻める(先手で自分から処理)、P=Prepare(準備して効率化)、A=Avoid(回避・委譲)。集中ブロック(MAX2)と組み合わせ、1日の生産時間を倍増させるDIPSの防御システム。
BBC + NHK — 雑用の発生源を事前予測する
INFLUENCE MAPPING
LAW 06 — HARP METHOD
根回し・説得の成否は「誰をターゲットにするか」で9割決まる。
まず目的を言葉にし「ターゲットシート」に記入。TEM分類(T=Trade-off型:難易度低い順、E=Everyone型:全員説得、M=Mix型)で戦略決定。影のキーパーソンも明示し、優先順位付け。実践ツール「HARP手法」:H=Hurdle(相手の障害リスト)、A=Action(除去行動)、R=Reaction(反応観察)、P=Push(好転したら一気押し切り)。説得6視点「最新・メリット・立場・反・流・押し切れ」も併用。「根回し=ターゲット明示+HARP」で効率化し、曖昧な根回しを排除、合意形成を劇的に速くする。
HARP — 合意形成の4ステップ
SELF INVESTMENT
LAW 07 — KISSのWA
毎日30分、自分の6つの「能力不足」を補い続けることが、変化の時代を生き抜く唯一の方法。
創造の30行動の分類が「KISSのWA(キッスの輪)」。変化が激しい今だからこそ、毎日最低30分、自分の能力不足を補うための時間を取り続けなければ時代に置いていかれます。KISSのWAは6つの「不足」カテゴリのうち、自分がどこに不足を感じているかを明らかにするフレームワーク。それぞれの「不足」に対応した創造の30行動(1日30分×30日)を設計・実行することで、知的生産性は確実に底上げされる。DIPSでは「集中と解放(MAX2)」と組み合わせ、毎日30分の「創造ブロック」を確保し、雑用防衛で守る。
KISSのWA(キッスの輪)— 6つの能力不足
毎日30分 × 30日の「創造ブロック」で、不足を補い能力を底上げする
CONCENTRATION CYCLE
LAW 08 — MAX 2 HOURS
人間の集中力は最大2時間。「集中→解放」のサイクルが、1日の総生産量を最大化する。
タスクを2時間以内に分解し、達成(または区切り)後に必ず解放(休憩・雑用・移動)する原則。TB分解時の基準にもなり、2時間超のタスクはさらに細分化。スケジュール例:2時間集中→30分防衛のサンマル→2時間集中……達成感と解放感を繰り返すことで疲労蓄積を防ぎ、1日の総生産量を最大化。著者自身は「1時間未満ルール」まで厳格化。DIPSの時間管理の要で、HIROEN分解とセットで実践必須。
MAX2 — 1日の集中サイクル(例)
著者は「1時間未満ルール」まで厳格化
Why Now
20年以上前のフレームワークと、
侮るなかれ。
AIが台頭し、ツールが高度化した今こそ、人間の「考え方の設計図」が問われる時代になった。技術は変わっても、人間の集中力が2時間であることも、緊急事態がパニックを生むことも、根回しが成否を左右することも——何ひとつ変わっていない。DIPSが1990年代に言語化した普遍的な知恵は、むしろデジタル時代に加速するノイズの中でこそ、際立った輝きを放つ。
現場で通用し続けてきた実用性が最大の証明。理論ではなく、優秀者の実践から生まれた言語化。ツール化し習慣化すれば「普通の人でも優秀者並み」の知的生産性が実現可能。
集中力・緊急対応・根回し・優先順位——AIが代替できない「人間の仕事の仕方」そのものを扱う。ゴール明示の原則・雑用優先の法則など、普遍的な阻害要因への処方箋。
情報過多・タスク爆発・リモートワーク——ノイズが増えた現代で「仕組み」を持つ人と持たない人の差は、1990年代より遥かに大きくなった。
Individual Consulting
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